安川情報システムの故障予知サービス「MMPredict」、プラントなどの施設にも対象を拡大

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安川情報システム株式会社は、プラントなどの複数の設備を組み合わせた施設向けに、同社が提供する故障予知サービス「MMPredict」のプラントモデルを開発し、提供を開始した。

「MMPredict」プラントモデルでは、施設全体に設置された複数の設備のセンサの相関関係を統合的に機械学習し、正常モデルを作成。そのモデルとの乖離度を監視することで、故障の予兆を捉え、通知する。さらに、その異常に寄与しているセンサの情報を合わせて提供することで、保守担当者が故障箇所を推定し、保守効率を向上することができるという。

今回、プラントモデルの拡張にあたって、新たに「知見追加学習機能」を搭載。技術者から見ると正常稼働の範囲内であっても、AIが故障予兆として検知してしまうケースがあったが、その知見を追加学習させることで故障予知の精度を向上できるようになった。

多数の設備が設置されたプラントなどでは様々な挙動を学習させることは困難だが、この「知見追加学習機能」があれば直近の稼働状況を学習した後、使いながら育てることができるというメリットがある。

同社は2016年9月にメカトロ装置向けの故障予知サービス「MMPredict」のサービスを提供してきたが、複数の設備が設置されているプラントのような施設で異常が発生した場合、因果関係が複雑で現象を正確に捉えるのは困難という課題が顧客のフィードバックから確認されたのだという。

施設が大規模になるほど計画外の稼働停止による損害額は大きくなる。そのような施設における運用保守を支援するため、このプラントモデルの開発に至った。

なお現在「MMPredict」を利用するには同社のIoTプラットフォーム「MMCloud」の契約が必要となるが、今後はOSIsoft社の「PI System」など、他システムとも連携していくという。

【関連リンク】
故障予知サービス「MMPredict」
OSIsoft

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