「ボイジャー1号」37年ぶりの軌道修正エンジン点火に成功 運用寿命伸ばす

600x400x20171204nbo.jpg.pagespeed.ic._jkm7r2I0m-68d7291c4111bc614fa164eee33cec7b2734424d
Sponsored link

20171204nbo

 
1977年に打ち上げられ、現在は太陽圏外を旅している探査機「ボイジャー1号」。地球から最も離れた位置にある人工物でもある同探査機で、なんとバックアップスラスタ(エンジン)の37年ぶりの点火に成功したとの報告が伝わっています。
 
すでに地球を離れて40年が経過したボイジャー1号ですが、現在も地球と通信しつつ運用されています。またその姿勢制御用にスラスタを搭載しているのですが、2014年以来思ったようなパフォーマンスが出せず、運用上の課題となっていました。
 
そこで、NASAのジェット推進研究所では軌道修正マヌーバ用のスラスタ(TCM)を利用することにします。TCMは1980年11月に土星に接近した時以来、つまり37年間も利用されていなかったのですが、NASAからの指示にきっちりと応え、点火したのです。NASAの技術、恐るべしですね。
 
ボイジャーのプロジェクトマネージャーのスーザン・ドット(Suzanne Dodd)氏は、「これによりボイジャー1号の寿命はさらに2〜3年伸びるだろう」と述べています。またヒーターの利用が必要なTCMが使えなくなった場合、再び姿勢制御用スラスタを利用することになるそうです。
 
Image Credit: NASA
■NASA fired up Voyager 1’s backup thrusters for the first time in 37 years
https://www.theverge.com/2017/12/2/16727690/nasa-voyager-1-trajectory-correction-maneuver-thrusters-first-time-37-years
(塚本直樹)

Sponsored link

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

話題をチェック

  1. 600x601x20170822nana.jpg.pagespeed.ic.u5ed1iTQeL-e5b3de5c391c8e3805df72a8cdb3da051ece71fa

    ANA、機内食総選挙2017の結果発表 和食は牛すきやき丼、洋食はビーフシチューとオムライス

    Sponsored link  機上ӗ…
  2. MIT-Instant-Retouch-TA-12db540ca97a6020f2db78ca5b27647ac89d2f28

    機械学習を用いれば、写真が「撮影する前」からプロ仕様の美しさに──グーグルとMITがアルゴリズムを開発

    NEWS 2017.08.22 TUE 08:00マサチ&…
  3. GettyImages-496380034-e1503241697905-b18cea347ee2933a806af5a4adfa2f3d9569add1

    「世界共通のインターネット」を巡る、グーグルとカナダ最高裁との闘い

    NEWS 2017.08.21 MON 07:00カナダ&…
ページ上部へ戻る