『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』で、レイはフォースの常識を覆すかもしれない

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2017年12月15日の公開日が近づいてきた『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』。出演者の発言や関係者の噂話といった断片的な情報がちまたに溢れている。信憑性の高いものから噂にすぎないものまで、さらに最新の情報をお届けしよう。

TEXT BY GRAEME MCMILLAN
EDITED BY CHIHIRO OKA

WIRED(US)

SW

PHOTOGRAPH COURTESY OF LUCASFILM

信じられないほどの速さで公開日が近づく『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』。その制作エピソードだけでなく、本編と、そのあとに何が起きるかといった断片的な情報も、ものすごい勢いで流出し始めている。どれが聞く価値のある話で、誰を信じるべきかわからないって? 親愛なる友よ、フォースを信じて読み進んでほしい。

レイがフォースの常識を覆すかもしれない

情報源:デイジー・リドリーと彼女によるリーク
信憑性:現段階では「絶対確実」ではなく「興味深い考察」としておこう。
実際のところ:ここしばらく、作品中でレイがフォースにある種のバランスをもたらすという噂が広まっている。この話は、デイジー・リドリーが11月28日にABCの朝の報道番組「Good Morning America」に出演し、レイがこれまでの「ジェダイかシスか」という命題から抜け出すかもしれないとほのめかして以来、さらに高まった。

リドリーは「わたしが思うに、この映画はそういうことではないんです…。セリフも善と悪というようにはっきりわかれているわけではありません」と語った。さらに、「レイは自分自身と宇宙について何かを見出そうとしていて、こういった疑問においてはすべてが善にはならないし、またすべてが悪というわけでもないんです。彼女は人間的な成長を遂げようとしています」と付け加えている。かつて誰かをグレイ・ジェダイへと導いたような成長というところなのだろうか?

BB-8のダークサイド版

情報源:はるか彼方の銀河系に住む異星人たちの創作責任者
信憑性:BB-8の生みの親を信用できないなら、誰を信じればいいのだろう?
実際のところ:レイが自分探しに忙しい一方で、BB-8も同じような状況に陥ることになりそうだ。原因はファースト・オーダーのドロイド「BB-9E」の登場だ。ルーカスフィルムでシリーズに出てくる生き物たちのデザインチームを率いるニール・スキャンランは、情報誌「Entertainment Weekly」とのインタヴューで、どうやってこんなに可愛いものを邪悪に見せることに成功したかについて、「BB-9Eに関しては、帝国ヴァージョンの文字通り冷徹なファースト・オーダーなら、BBユニットのドロイドはどうなるかというところに立ち返るようにしました」と話している。

その外見は思わず抱きしめたくなるBB-8より、「冷たくて計算高く、よりダイレクトな感じ」だという。スキャンランは、スター・ウォーズのクラシックな場面を彷彿とさせる対決も約束した。「BB-8とBB-9Eには、ルークとヴェイダーのストーリーに似たシーンもある」そうだ。…って、え? BB-9EはBB-8の父親なのか!? エモーショナルな新事実が明らかになるかもしれない。

最高指導者はどうしているのか

情報源:スノークの別人格である俳優アンディ・サーキス
信憑性:こちらも完璧な予言というよりはまだ断片的な情報に過ぎないが、しかし…。
実際のところ:ところで、作品の悪の親玉はどうしているのか。「Entertainment Weekly」が最高指導者スノークを演じるサーキスに行った複数のインタヴューで、『フォースの覚醒』でファンが目にしたあの恐るべき巨大なホログラムの背後には傷ついた男がいるということが示唆されている。そして最高指導者は、一番弟子に不満があるというのだ。

サーキスによると、カイロ・レンの訓練では思ったような成果が出ていない。「このためカイロ・レンへの怒りが強まっています。スノークは他人の弱さを我慢することができませんからね。そこでハックス将軍を使ってレンを刺激しようとして、2人は競い合うようになります」

まったくなんて奴なんだ。サーキスは「スノークはもちろん恐ろしい力のもち主ですが、同時に弱くもあり傷ついたキャラクターなのです。過去に苦痛を味わい、実際に傷を負いました。彼の邪悪さはそういったことの結果で、レジスタンスへの憎悪は過去に自分に起きたことが引き金となって駆り立てられているのです」と続ける。

なるほど。ではなぜ、ジェダイにきちんと抗議しなかったのだろう。まあ、『最後のジェダイ』は道徳的に白黒がつけにくい作品だってデイジーも言っていたが…。

雪原の怪物ワンパを保護しよう

情報源:“最後のジェダイ”本人
信憑性:デス・スターのトレンチでの命中率と同じくらい。
実際のところ:みんなが「ちょっと待ってよ、一体どうしちゃったの?」と思った瞬間だった。マーク・ハミルのツイートによると、彼は『エピソード5/帝国の逆襲』の撮影中、ルーク・スカイウォーカーが惑星ホスに生息する肉食の怪物ワンパを殺そうとするなんて知らなかったらしい。

そしてハミルは、いまでもそのことに不満なようだ。「撮影中は、カメラに向かって(ワンパは現場にはいなかった)振り下ろしたライトセーバーの一撃は威嚇のためで、ワンパの毛を焦がすだけだって知らされていたんだ」

ハミルは「完成した作品では(ワンパの体が)切断されてとても残酷なことになっていて驚いた。ワンパは腹が減っていただけで(悪者なわけじゃない)、ルークは絶対あんなことはしない!」とも付け加えている。30年以上も経ったいまもまだ覚えているなんて、よっぽどのことだったんだろう。ツイッターのハッシュタグ「#StillAngry2017」がすべてを物語っている。マークってば…ワンパも大変だったろうね!

「スカイウォーカーの物語」の終焉

情報源:2年後に予定されるエピソード9に関わるであろう人間2人
信憑性:これはほぼあり得ないだろう…。
実際のところ:2019年の公開が予定されている『エピソード9』のあとに、再び3部作が制作されるかどうか考えているファンには、ちょっとした驚きかもしれない。

『フォースの覚醒』の監督J.J.エイブラムスは『ローリング・ストーン』誌のインタヴューで、『9』がシリーズ最後の作品になるのかと尋ねられ、「そうなると思います」と答えた(恐れおののくファンのために「未来は流動的ですけどね」とも付け加えたが)。

デイジー・リドリーもまた、いまのところエピソード9のあとはレイを演じる予定はないと語っている。彼女は「3本分の契約にサインしたので、3作目にも出演してすべてを締めくくることができるのを本当に楽しみにしています」としたうえで、「わたしのなかでは作品は3本です。完結にふさわしいと感じるようになると思いますよ」と話した。

しかし同時に、30年後にお呼びがかかればまた新しいシリーズを撮影しに戻ってくることを考えるかもしれないと付け加えることも忘れていない。「誰にもわからないでしょう。わたしは30年後には世界は終末を迎えているかもしれないと本気で信じているから、そのときに地下都市に住んでいないのであれば…ええ、もちろん。たぶんね」。希望がもてる発言だ!

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