スカイディスク、スマートファクトリー化向けAI簡易診断パッケージ提供開始

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株式会社スカイディスクは、工場内にあるデータがAI(人工知能)による業務効率化に使用できるデータかどうかを簡単に診断できる「スマートファクトリー化向けAI簡易診断パッケージ」の提供を開始した。

​これは同社が様々な設備機器、機械、部品のデータ解析を行ってきた中で、初期段階におけるデータ検証・診断が実際のAI化において最も重要だという認識から生まれたもので、AI作成に取り掛かる前に、今あるデータで簡易に診断ができるパッケージだという。

なぜ工場内でのAI活用が注目されているのか

現在各産業で自動化・AI化が進められており、工場においても例外ではない。属人的なオペレーションによって成り立っていた業務が多く存在する工場では、熟練の技術が必要でありながら高齢化による後継者不足や人件費削減といった状況が重なり、AIを活用した業務効率改善が期待されている。

同社はこれまで工場における高齢化と労働力不足という課題に対して、AIを活用しスマートファクトリー化を推進すべく、様々なデータ解析を行ってきた。

今回のパッケージサービスはAI開発サービスのうち、無料データ診断を行う「データ診断カルテ」作成と、分析手法の検討を行う「解析レポート」を合わせたものとなる。

パッケージ作成の背景

スマートファクトリー化が進むにつれ、「AIを作ったが失敗した」というケースが増えて来ている。これは感覚的に必要そうなデータを収集し、いきなりAI開発に取り掛かることに起因している。

データ件数の総量が足りない、データ項目が少ない、データの欠損や異常値が多い、といったデータの不備によりAIの解析ができず開発に進めない場合、初期段階でデータの確認ポイントを熟知しているエンジニアによる適切な判断が必要だ。

AI作成に取り掛かる前に今あるデータでAI化が可能かどうかの可否を検討することで、失敗案件を減らすことが可能になる。

同社の「スマートファクトリー化向けAI簡易診断パッケージ」は、データ整形手法の検討、データ解析手法の検討などを行い、データに対してどのような分析アプローチが有効か事前検討のレポーティングする。これにより実際にAI作成可否の判断が簡単にできるようになり、コストを押さえて効率的な開発が可能になるという。

AI簡易診断パッケージとは

AI開発における重要な初期の2ステップをパッケージ化したものだ。プロセスは以下の通り。

  1. すでに顧客が持っているデータを同社に連携する
  2. スカイディスクにてデータの評価を行い、「データ診断カルテ」を作成し報告する。
  3. 顧客が結果を確認し、データ不備がある場合はデータの追加取得を行う(データ取得のアドバイスも実施可能)。
  4. 同社にてデータの簡易解析を行い、「解析レポート」の作成を行う。
  5. 「データ解析レポート」の報告会を行い、AI化実施の判断をする。
  6. 故障予知や歩留まり向上のためのAI作成に進む場合は、要件定義へと進む。

価格は、50万円〜100万円(税別)。データ診断カルテで終わった場合は無料となる。

【関連リンク】
スカイディスク(Skydisc)

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