NASA最新型ヒューマノイド・バルキリー,宇宙に投入か

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 米航空宇宙局(NASA)は11月18日、火星探査ミッションをサポートするためのヒューマノイドロボットの、アップグレードに乗り出したと発表した。

 NASAは過去数年間、バルキリー(Valkyrie)もしくはR5と呼ばれるヒューマノイドロボットを開発してきた。今回は、マサチューセッツ工科大学(MIT)、ノースイースタン大学とともに、火星ミッションを含む宇宙探査ミッションの遂行能力と、人工知能(AI)機能の向上に乗り出すとしている。

 R5の身長は188cm、重量は125kgだ。現在、地球上空430kmの地点に浮かぶ国際宇宙ステーション(ISS)に配置された、ロボナット(Robonaut)のアップグレード版となる。

 NASAは、米国防高等研究計画局(DARPA)が開催したDARPAロボティクス・チャレンジ(DRC)に参加したグループから両大学を選抜した。両大学は、年間25万ドル(約3億円)の支援金ととともにNASAから技術サポートを受ける。

 R5は、火星探査ミッションを遂行する宇宙飛行士を補助するために製作された。同ロボットの胸部には、アイアンマンのようなエンブレムが装着されている。ここには、腰の動きを歩処するアクチュエータが内蔵されている。動作のための電力は、背中部分のリュックサックから補充され、バッテリーの寿命は約一時間だ。

 R5は将来、宇宙遊泳に挑戦することになる。NASAは、この任務がロボット使用の最大の成果になるだろうと述話している。人間の宇宙飛行士が船外で仕事をこなせる時間は8〜9時間だが、ロボットならば数ヶ月間滞在することも可能になる。

 またロボットは、月や火星のベースキャンプにあらかじめ向かい、人間が到着した際にすべての施設を稼働させ待機することができる。また、人間が火星など離れるときは、現地に残ってサポートをすることもできる。

 NASA・ジョンソン宇宙センターのロバート・アンブローズ(robert ambrose)氏は、「もし人間に危険なミッションであれば、これを機械に任せることができる。ロボットに犠牲が出ても、私たちは別のロボットをより良い形で作ることができる」と述べている。

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