人工衛星の「自撮りカメラ」、太陽電池に何かが衝突した痕跡を撮影

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ヨーロッパ宇宙機関(ESA)は2016年8月31日、地球観測衛星「センチネル1A」に何かが衝突したと思われる写真を公開した。この写真は人工衛星に搭載されたカメラで撮影した、いわば人工衛星の自撮り写真だ。

「センチネル1A」は8月23日、2組ある太陽電池の片方の電力が低下し、軌道も変化した。「センチネル1A」は打ち上げ後に太陽電池を展開する際、その状況を撮影するためのカメラが搭載されているので、このカメラを再起動して太陽電池を撮影することにした。すると、写真には太陽電池に直径約40cmの凹みが写っていたのだ。

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太陽電池に衝突した物体は数mm程度と思われるが、それが人工物(スペースデブリ)なのか、自然の微小天体(地球に落ちると隕石や流星になるもの)なのかは現在も分析中。デブリの場合、5cm程度の大きさががあれば監視できるため、衝突の可能性があるときはあらかじめ回避するが、今回のように小さなものは発見できないため回避できない。また地球外から飛来する微小天体は監視されていない。ちなみに有人の国際宇宙ステーションの場合、衝突する物体が1cm程度までなら耐えられ、10cm程度までなら穴が空いても中の宇宙飛行士が避難するまで気圧を維持できるよう設計されている。

なお「センチネル1A」の太陽電池は必要な電力より余裕を持って設計されているため、現在の発電電力でも観測に影響はないということだ。

Image Credit: ESA

Copernicus Sentinel-1A satellite hit by space particle

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