新型NSX真の狙いはレクサスと大差のアキュラてこ入れ – inside Enterprise

img_16df8ea419c646c9ffe3b9915a34dc5120240-65b33fa6e490dbc50a64b3f73cccaebc73b0a9e4

 ホンダの“夢”がついに復活する──。かつて国産初のスーパーカーとして一世を風靡したNSXが、約10年の時を経て、日本市場に再登場した。技術の粋を集めて、米オハイオ州の専用工場で100人ほどの少数精鋭の熟練工が造り込む同車の価格は2370万円。現行日本車の最高値に、ホンダの本気が見て取れる。

八郷隆弘社長。不調といわれて久しいホンダだが、伊東前社長の「置き土産」をいかに生かしていくか。手腕が問われるところだ  Photo by Akira Yamamoto

 新型NSX投入の狙いを、八郷隆弘・ホンダ社長は「ブランド力の向上」だと説明する。確かに、短期的に見れば収益に与える影響は小さい。初年の販売目標は、日本でわずか100台、主戦場である北米でも800台。特に、日本では「2000万円を超えるスポーツカー市場が年間約400台」(寺谷公良・ホンダ日本本部長)というから、市場は限定的だ。

 とはいえ、こうしたスーパーカーを造ること自体が企業のイメージアップにつながる上、培われた技術を大衆車製造へと還元していくことも目的にある。「NSXはF1みたいなもの」(同)といい、長期的な投資として割り切っているようだ。

後追いレクサスに敗北

 新型NSX投入にはもう一つ隠れた狙いがある。それは、ホンダの高級車ブランド「アキュラ」のてこ入れだ。同車は米国ではアキュラから販売されている。八郷社長も、「NSXはアキュラのフラッグシップモデルだ」と意気込む。

1

nextpage

今週の週刊ダイヤモンド

2016年9月10日号 定価710円(税込)

特集 孫子 現代に通じる「不敗」の戦略

孫子の兵法はなぜ最強なのか?

【特集2】
カープ25年ぶりの歓喜に沸く
広島今昔物語

【下記のサイトからご購入いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

【下記のサイトからご購入いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

【下記のサイトからご購読いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

関連記事

スペシャル・インフォメーションPR

テーマ・コンテンツ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

話題をチェック

  1. 600x601x20170822nana.jpg.pagespeed.ic.u5ed1iTQeL-e5b3de5c391c8e3805df72a8cdb3da051ece71fa

    ANA、機内食総選挙2017の結果発表 和食は牛すきやき丼、洋食はビーフシチューとオムライス

    Sponsored link  機上ӗ…
  2. MIT-Instant-Retouch-TA-12db540ca97a6020f2db78ca5b27647ac89d2f28

    機械学習を用いれば、写真が「撮影する前」からプロ仕様の美しさに──グーグルとMITがアルゴリズムを開発

    NEWS 2017.08.22 TUE 08:00マサチ&…
  3. GettyImages-496380034-e1503241697905-b18cea347ee2933a806af5a4adfa2f3d9569add1

    「世界共通のインターネット」を巡る、グーグルとカナダ最高裁との闘い

    NEWS 2017.08.21 MON 07:00カナダ&…
ページ上部へ戻る