sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

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sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイトサムスンのドローンはUFO風? 扇風機のような新特許が判明中国の戦闘機や爆撃機など、東シナ海を飛行 自衛隊機が緊急発進12月14日もスーパームーンって、知ってました?月の裏を飛ぶ有人飛行計画「EM-2」、NASAが計画短縮を考慮中 SLSとオリオン宇宙船利用アメリカのヒーロー、ジョン・グレン宇宙飛行士が“ヒーロー”と呼んだ最愛の人「反ヘリウム」初めて自然界で検出か 宇宙の「暗黒物質」解明に期待「こうのとり」6号機、H-IIBロケットで打ち上げ成功! ISS物資補給やデブリ除去実験へ成層圏を目指すソーラー発電飛行機「SolarStratos」 機体を一般公開米初の地球周回 ジョン・グレン氏、95歳で亡くなる 向井さんと宇宙飛行も「宇宙ゴミ」を減らして未来を救え!こうのとり6号機、画期的な技術を実証へ

http://sorae.jp 宇宙(そら)へのポータルサイト Mon, 12 Dec 2016 06:22:16 +0000 ja hourly 1 http://wordpress.org/?v=4.3.6 http://sorae.jp/030201/2016_12_12_drone.html?utm_source=rss&utm_medium=rss http://sorae.jp/030201/2016_12_12_drone.html#comments Mon, 12 Dec 2016 05:00:57 +0000

http://sorae.jp/?p=36267

 
これまでドローンの開発にはあまり積極的でないように見えたスマートフォンメーカー各社ですが、水面下では動きがあるようです。サムスンの新たに判明したドローンの特許では、まるでUFOかフリスビーのようなデザインの機体が描かれています。
 
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このドローンは上下の開口部にガードが張り巡らされており、手で触れても怪我をしにくい構造となっています。また本体下部には簡易な脚が備え付けられており、着陸なども可能でしょう。
 
説明によれば本体は金属と合成樹脂でできており、本体下部にはカメラを搭載。またサムスンはこのデザインを「宇宙船から発想を得た」と解説しています。……やっぱりUFOなのか。
 
特許ではこのドローンのデザインは不完全であり、今後改善の可能性があるとしています。このUFO型のドローンが製品として登場するのかしないのかはまだわかりませんが、子供向けの安全な入門用ドローンとしては結構有望そうな予感です。
 
現在スマートフォンメーカーとしては中国シャオミが、ドローンを発表していますが、もしサムスンがドローン販売に参入すれば、市場に大きなインパクトを与えることでしょう。
 
Image Credit: Slash Gear
■Samsung patents drone designed to look like a small UFO
https://www.slashgear.com/samsung-patents-drone-designed-to-look-like-a-small-ufo-08466869/?utm_source=rss&utm_medium=rss

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http://sorae.jp/?p=36263

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防衛省統合幕僚監部は10日、中国のSu-30戦闘機やH-6爆撃機、情報収集機東シナ海にて飛行したと発表しました。これに対し、自衛隊は戦闘機などを緊急発進させています。
 
今回観測されたのは、統合幕僚監部によればSu-30戦闘機が2機、H-6爆撃機が2機、Tu-154情報収集機が1機、Y-8情報収集機が1機。それぞれは沖縄本島と宮古島の間を通過しました。このうちSu-30戦闘機は中国側に引き返しましたが、H-6やTu-154、Y-8はそのまま台湾側へ飛行を続けました。
 
また国内報道機関によると、中国国防省は「スクランブルを行ったのは自衛隊のF-15戦闘機で、『妨害弾』を動作させた」と発表。また領空侵犯はなかったとのことです。なお今回の件については中国側と防衛省がお互いに非難するコメントを発表するなど、両国間で緊張感が高まっています。
 
Image Credit: 防衛省統合幕僚監部
■中国機の東シナ海における飛行について
http://www.mod.go.jp/js/Press/press2016/press_pdf/p20161210_01.pdf?utm_source=rss&utm_medium=rss
■中国軍機6機、宮古海峡を通過 空自機が緊急発進 領空侵犯はなし
http://www.sankei.com/politics/news/161210/plt1612100028-n1.html?utm_source=rss&utm_medium=rss
■防衛省 自衛隊機の緊急発進で中国に反論
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161212/k10010803371000.html?utm_source=rss&utm_medium=rss
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http://sorae.jp/?p=36257


 
11月14日は約70年ぶりの大きさとなる「スーパームーン」で盛り上がりましたが、実は今月の12月14日もスーパームーンだって知ってましたか? スーパームーンは年に何回か起きることもあるのです。これについて、NASAは特集ページを公開しています。
 
スーパームーンとは占星学の言葉で、一般的に月が地球に最接近(90%以内)した場合に用いられます。ただし、NASAはもっと大まかに「普段より地球に近い満月」として捉えているようです。月は地球を楕円軌道で周回しているので、満月にも遠い満月と近い満月があるんですね。そして、今年は年末に3回も月が地球に近づくラッキーな年なんです。
 
またスーパームーンでは、月が最大で14%大きく、あるいは最大30%明るく見えます。ただし毎日月を観察している人でないと、この違いに気づくのは難しいかもしれません。さらに日本での満月は14日の09:05なので、この時間には月は地面の下に隠れています。ですので大きく丸い月を見るには14日の晩ではなく、14日の未明がよさそうです。
 
なお、今月の13日未明〜14日はふたご座流星群がピークとなります。また星空予報を見ると、13日の夜は全国的に曇りとなっています。流星群の観測には天候も明るい月も妨げとなってしまいそうですが、はたして今年は美しい天体ドラマを観察することはできるのでしょうか?
 
Image Credit: Sky and Telescope, Laurent Laveder
■2016 Ends with Three Supermoons
https://science.nasa.gov/news-articles/2016-ends-with-three-supermoons?utm_source=rss&utm_medium=rss
■Supermoon December 2016: When, Where & How to See It
http://www.space.com/34515-supermoon-guide.html?utm_source=rss&utm_medium=rss
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http://sorae.jp/?p=36245

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現在NASAが開発をすすめる、月や惑星探査を目指すオリオン宇宙船とスペース・ローンチ・システム(SLS)。そして同宇宙船とロケットの初の有人ミッション「EM-2」は月の裏側を飛行する予定ですが、そのミッション日数が若干短縮されることが現在NASAによって協議中となっています。
 
この「EM-2」と呼ばれるミッションでは、オリオン宇宙船は8日間(オプションによっては最大21日間)で地球から月、そして地球まで飛行することになります。しかし当初の予定では、打ち上げから帰還までが9〜13日、また3〜6日を月を超えた軌道で過ごす予定だったのです。このような変更は、乗員のリスクとの兼ね合いを考えて決定されたと説明されています。
 
NASA担当者のBill Gerstenmaier氏は、「これがオリオン宇宙船の生命維持装置を利用する、最初の機会になります。計画ではまず地球軌道で一度装置を動作させて故障がないかを確かめ、もし問題があればミッションを中止するつもりです」とのこと。また月からの帰還最中にエンジンを点火させる必要がないことも、ミッションのリスクを低下させているのです。
 

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なお、SLSによるオリオン宇宙船の無人の初打ち上げミッション「EM-1」は2018年8月を予定。こちらは同じく月の裏側を通過しますが、無人なためか25〜26日と長めの飛行日程となっています。そして初の有人ミッションとなるEM-2は2021年に計画され、2026年に予定されているEM-6では地球近くの小惑星を捕獲し、月周回軌道に設置するミッションを行うことになるのです。
 
2030年代には火星の有人探査を予定しているNASA。その歩みは火星移植を目標にするスペースXほどはダイナミックではありませんが、着実に深宇宙探査に向けて進められるのです。
 
Image Credit: NASA
■NASA considers shorter first crewed SLS/Orion mission
http://spacenews.com/nasa-considers-shorter-first-crewed-slsorion-mission/?utm_source=rss&utm_medium=rss

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http://sorae.jp/?p=36240

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「いいかい? もし副大統領だろうがTV局だろうが、家に来てほしくないと君が思っているなら、連中は絶対入って来ない。僕は絶対に君の味方だから、奴らにそう言ってやろう! ジョンソンだろうがなんだろうが、家にはつま先だって入らせないから」

アメリカ初の有人宇宙計画“マーキュリー計画”の7人の宇宙飛行士、マーキュリー7を描き、映画化されたドキュメンタリー小説『ライトスタッフ』の中で、ジョン・グレン宇宙飛行士が愛妻アニー・グレンさんにこう話すシーンがあります。1962年、アメリカで初めてソヴィエト連邦に追いついて地球周回を達成したグレン宇宙飛行士の妻として、アニー・グレンさんはメディアの注目の的となろうとしていました。吃音の障害をもち、好奇の目にさらされることを望まないアニーさんを励ましているのです。

愛称アニーさんこと、アナ・マーガレット・キャスターさんとジョン・ハーシェル・グレンさんは「お互いのことを知らなかったころを覚えていない」というほど小さなころからの幼なじみ。1923年、アニーさんが3歳のころにキャスターさん一家はオハイオ州の町に引っ越してきて、グレンさんの家と近所になりました。アニーさんと1歳年下のジョン君はすぐに仲良くなり、子供時代は一緒に遊んで過ごした親友だったといいます。

アニーさんには、言葉の80%以上でどもってしまうという吃音の障害があり、人前であまり話したがりませんでした。ときには姉妹でさえ、アニーさんの言葉を引き取って先に話してしまうことがあったといいますが、ジョン・グレンさんは決してそれをしなかったといいます。

二人は仲良しのまま同じ高校へ進学して、そこで恋人になりました。進学先の大学も同じ。しかし、工学の学位を取らずにグレンさんは海兵隊に入隊し、任務につくことになります。2人は結婚して、アニーさんは戦地に赴いた夫の帰りを待つことになりました。

第2次世界大戦、朝鮮戦争に従軍したジョン・グレンさんは、戦後に軍のテストパイロットから宇宙飛行士に選抜され、1962年2月20日、マーキュリー・アトラスロケットに搭載された宇宙船“フレンドシップ7”に搭乗してアメリカ初の地球周回宇宙飛行を達成します。アメリカのヒーローとなったジョン・グレンさん。冒頭の写真は帰還したフレンドシップ7の傍らに立つジョン・グレンさん、赤いスーツのアニーさん、そして、背中を向けているのはジョン・F・ケネディ大統領です。

歴史的偉業を達成したジョン・グレンさんですが、マーキュリー計画に続くアポロ計画には参加せず、1964年にNASAを引退して、事業を始めた後に1974年からオハイオ州選出の上院議員を24年間努めます。1984年には民主党の大統領候補にもなっていますが、予備選挙で落選することとなりました。
宇宙飛行士の妻から、今度は上院議員の妻となり、公の場に出ることも多くなったアニーさん。マーキュリー計画のときには、夫の庇護のもとに人前で話すことを避けていましたが、公的な活動をするようになってからは違いました。1973年、専門機関で徹底的なトレーニングを受け、吃音を克服したのです。それまで、電話をかけたり、交通機関の切符を取ったり、買い物に出かけるといった当たり前の生活に困難を感じていたアニーさんですが、ショッピングセンターに出かけて店で普通に買物をする、という偉業を成し遂げます。家に帰ってきて、ジョン・グレンさんに「私、あなたに何年も言わなきゃと思ってたの」と話しかけたアニーさん。続いて出た言葉は「靴下はちゃんと拾ってね」だそう。こんなちょっとしたお小言も、吃音障害を抱えていたときには気軽にはいえなかったのです。そして、言葉の障害を持つ人の経験や困難について、話す活動をはじめました。

アメリカ国立衛生研究所(NIH)の聴覚障害とコミュニケーション障害に関する諮問委員会に貢献するなど長年に渡り活動を行い、1993年にアニー・グレンさんはアメリカン・スピーチ・アンド・ヒヤリング・アソシエーションから「コミュニケーション障害を持つ人々を勇気づけた」として表彰されます。また、“アニー・グレン賞”というコミュニケーション障害を持ちながらも偉業を達成した人に贈られる賞が創設されました。第1回の受賞者は、吃音を克服して俳優となり『スター・ウォーズ・シリーズ』のダース・ベイダーの声優として知られるジェームズ・アール・ジョーンズさんです。

一方で、ジョン・グレンさんは1997年に上院議員をの職を辞して翌年、1998年に再びNASAの宇宙計画に参加。1998年10月には、スペースシャトル“ディスカバリー”号に搭乗して人類最高齢となる77歳での宇宙飛行を行いました。一緒に搭乗したのは、医師で日本人初の女性宇宙飛行士である向井千秋さん。宇宙医学によって「人の身体の問題の解明が進む」ということを強く印象づけたフライトでした。

このときのフライトには、当時のビル・クリントン大統領による政治的パフォーマンスの影響があるという批判が存在することも確かです。ですが、上院で加齢に関する問題を取り扱う委員会のメンバーであったジョン・グレン宇宙飛行士は自らを「加齢に関する研究のモルモットになる」と述べ、骨量減少や免疫への影響など宇宙医学に貢献しているのです。こうした、加齢やコミュニケーション障害という人類共通の課題に自分の人生を捧げるという点において、ジョン、アニー・グレン夫妻の姿勢は呼応しているようにも思われます。

最高齢の宇宙飛行士によるフライトというミッション遂行後、ジョン・グレンさんとアニー・グレンさんはオハイオ州立大学にジョン・グレンさんの名前を冠した公共政策研究コースを設けるなど教育に取り組む活動を2人で続けていました。2012年には大統領自由勲章を受け、生涯「アメリカのヒーロー」だったジョン・グレンさん。2014年に心臓の手術を受けるなど高齢による健康上の問題も抱えており、2016年12月にオハイオ州の病院に緊急入院。アメリカのヒーローが「僕のヒーロー」と呼び、73年間の結婚生活を共にした愛妻のアニー・グレンさんと子供たちに看取られ、2016年12月8日に95歳で亡くなりました。

マーキュリー計画の7人の宇宙飛行士の中では、ジョン・グレンさんは最後に地上を旅立っていった人になります。ほかの6人と再会し、しばらくは「靴下はちゃんと拾って」とお小言をもらわない生活を楽しんでいるかもしれません。

■参考文献
The John & Annie Glenn Museum
http://johnglennhome.org/?utm_source=rss&utm_medium=rss

NASA – An Historic Meeting
https://www.nasa.gov/multimedia/imagegallery/image_feature_763.html?utm_source=rss&utm_medium=rss

THE OHIO STATE UNIVERSITY JOHN GLENN COLLEGE OF PUBLIC AFFAIRS
Annie Glenn An Amazing Life
http://glenn.osu.edu/about/annie-glenn/?utm_source=rss&utm_medium=rss

『The Right Stuff』Tom Wolfe

『Spaceshots & Snapshots of Projects MERCURY & GEMINI』
Bisney & Pickering

Image credit: NASA

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http://sorae.jp/?p=36230

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物質と衝突すると双方が消滅してしまう反物質の「反ヘリウム」とみられる物質を検出したと、スイスの欧州合同原子核研究所(CERN)が12月8日に発表しました。結果が本物であれば、世界で初めて自然界で反物質を検出したことになります。今回AMSで検出された可能性がある反ヘリウムは反陽子2個と反中性子1個で構成され、重さはヘリウムとほぼ同じです。

研究チームは、国際宇宙ステーション(ISS)に搭載されている「アルファ磁気分光器」(AMS-02)を用いて、2011年から5年間観測。そして合計で900億個超の粒子を分析したところ、数個の反ヘリウムと思われる粒子が発見されたのです。

なお、AMSは、ISSに搭載されている機器の中でも最大の科学観測装置です。ネオジム磁石が搭載されており、その強力な磁場で宇宙線を集めることができます。また2012年の時点で、電子の反粒子である陽電子の観測に成功していました。

物質は「電子」「陽子」「中性子」から構成されていて、反物質はこれらとは反対の性質を持つ「陽電子」「反陽子」「反中性子」から構成されています。ビックバンが起きた直後は物質と反物質が存在し、互いに打ち消し合っていましたが、何らかの理由で物質の数が勝り、反物質は消えてしまいました。消滅せずに残った物質が現在の宇宙を構成していると言われています。映画・小説の『天使と悪魔』にも登場したことから、こちらで反物質を知った方も多いのではないでしょうか。

なぜ宇宙から消えてしまったはずの反物質の観測が行われているのでしょうか。それは、宇宙の3割ほどを占める未知の物質である「暗黒物質」が互いに衝突したときに、反陽子などが発生するとされているからです。反ヘリウムは反陽子から構成されているため、検出されたものが反ヘリウムだった場合、暗黒物質が存在する証拠の一つになる可能性があります。

1995年にはCERNで反水素、2011年には米国のブルックヘブン国立研究所(BNL)で反ヘリウム原子核を作りだすことに成功しています。このように反物質は人工的には作製されてきましたが、自然界では検出されていませんでした。今後もさらにデータを集め、分析が行われていきます。

Image:NASA
■The First Five Years of the Alpha Magnetic Spectrometer on the International Space Station
http://www.ams02.org/2016/12/the-first-five-years-of-the-alpha-magnetic-spectrometer-on-the-international-space-station/?utm_source=rss&utm_medium=rss
■アルファ磁気スペクトロメータ(AMS-02)
http://iss.jaxa.jp/iss/ulf6/mission/payload/ams02/?utm_source=rss&utm_medium=rss

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http://sorae.jp/030201/2016_12_10_antihelium_iss.html/feed 0 http://sorae.jp/10/2016_12_09_kou.html?utm_source=rss&utm_medium=rss http://sorae.jp/10/2016_12_09_kou.html#comments Fri, 09 Dec 2016 13:46:34 +0000

http://sorae.jp/?p=36220

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日本時間の12月9日22時26分頃、宇宙ステーション補給機「こうのとり」6号機(HTV6)を搭載したH-IIBロケットが、種子島宇宙センターから打ち上げられました! こうのとり6号機は無事軌道投入に成功し、今後はISS(国際宇宙ステーション)とのドッキングを目指して飛行します。
 
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こうのとり6号機はISSでのミッションに必要なさまざまな物資を搭載しています。その中には宇宙飛行士への補給物資だけでなく、ISSで利用する日本製の新型リチウムイオンバッテリー、そして日本の実験棟「きぼう」から放出する7つの超小型衛星などもあります。
 
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さらに、こうのとり6号機では「スペースデブリ(宇宙ゴミ)」を除去するための実証実験も行います。この「KITE(カイト)」とよばれる実験では、電気が流れるひもによってデブリの速度を落として大気圏に落下させるという、興味深いもの。スペースデブリの問題は年々大きくなっているので、こちらのミッションでもぜひ成果を残してほしいものです。
 
12月1日には、ISSへの補給任務を担ったプログレス補給船がソユーズロケットでの打ち上げに失敗していました。これは直接ISSのクルーへの生命維持に影響はしないものの、こうのとりとH-IIBによる安定した打ち上げ能力は今後も頼りにされることでしょう。
 
Image Credit: YouTube
■「こうのとり」6号機/H-IIBロケット6号機打上げライブ中継 ( KOUNOTORI6 / H-IIB F6 launch live broadcast. )
[https://www.youtube.com/watch?v=bHmcV6bzeCY]&utm_source=rss&utm_medium=rss
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http://sorae.jp/?p=36209

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現在さまざまな機関が宇宙旅行や研究を目的としたスペースプレーンを開発していますが、新たに機体が公開されたスペースプレーン「SolarStratos」ソーラー発電で高度2万5000メートルの成層圏を目指すという、なんともエコな計画です。

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SolarStratosの翼長24.8mの翼には22平方メートルの太陽電池が搭載されており、これが20kWhのリチウムイオンバッテリーを充電しながらモーターを回します。モーターのパワーは32kWでプロペラの大きさは2.2m、また機体は長さ8.5mで重量が450kg。また24時間休むことなく推進し続けることができます。そしてSolarStratosの飛行プランとしては、2.5時間で目標高度に達し15分間の遊覧飛行を楽しむというのです。
 
プロジェクトの創立者かつパイロットのRaphaël Domjan氏は、「我々の目的は、現代の技術が化石燃料を超えるパフォーマンスを実現できると証明することです。2万5000mまで飛行できる我々の飛行機は、宇宙に近い場所での電気/ソーラー飛行機の可能性を大きく開くでしょう」と語っています。
 
2014年に始まったこのプロジェクトは現在開発フェーズの最中で、最初のタッチ・アンド・ゴー飛行は来年の1月に行われます。そしてテストが上手くいけば、年内にも高度を上げてのテストを、そして2018年には高度2万5000m上空を目指すのです。一気に地上100kmを目指す宇宙旅行もいいですが、こんなエコな飛行機でゆっくり地球を眺めてみたいものですね。
 
Image Credit: Zeppelin/SolarStratos
■Chocks away: Official debut for solar-powered space plane
http://newatlas.com/solarstratos-solar-plane-unveil/46828/?utm_source=rss&utm_medium=rss
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http://sorae.jp/030201/2016_12_09_solarstratos.html/feed 0 http://sorae.jp/030201/2016_12_09_jg.html?utm_source=rss&utm_medium=rss http://sorae.jp/030201/2016_12_09_jg.html#comments Fri, 09 Dec 2016 03:15:42 +0000

http://sorae.jp/?p=36204

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成長著しい宇宙開発分野ですが、昨日はとある偉大な宇宙飛行士が95歳でその生涯を終えました。彼の名は、ジョン・グレン。アメリカ人として初の地球周回軌道を飛行し、77歳のときには向井千秋飛行士とともにスペースシャトルに搭乗した、勇気とチャレンジスピリットに溢れた人物でした。
 
1921年にケンブリッジ州にて生まれたジョン・グレン氏は1943年から米海軍に入隊。第二次世界大戦や朝鮮戦争などを体験した後、超音速旅客機にてアメリカ大陸の横断などにも成功。パイロットとして実績を重ねた同氏は、1959年にアメリカ初の有人宇宙飛行計画の一員「マーキュリー・セブン」として選出されます。
 
そして1962年の2月20日にアメリカ人として初めて地球周回軌道をマーキュリー・アトラス6号によって飛行します。その時の飛行時間は4時間55分23秒、飛行高度は169kmでした。さらに米上院議員などを体験した後、1998年にはスペースシャトル「ディスカバリー号」にて77歳の高齢ながら再び宇宙に飛び立ちます。このミッションには日本人の向井千秋飛行士も参加していました。
 
BBCの報道によれば、ジョン・グレン氏は子供と奥さんに看取られながら、病院で息を引き取ったそうです。また、埋葬地はアーリントン国立墓地を予定しています。彼が宇宙開発史に残した偉大な足跡を、今一度思い起こしてみたいですね。
 
Image Credit: NASA
■John Glenn, First American to Orbit the Earth, Dies at 95
http://www.space.com/34958-john-glenn-first-american-in-orbit-dies-at-95.html?utm_source=rss&utm_medium=rss
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http://sorae.jp/030201/2016_12_09_jg.html/feed 0 http://sorae.jp/030201/2016_12_09_kite.html?utm_source=rss&utm_medium=rss http://sorae.jp/030201/2016_12_09_kite.html#comments Fri, 09 Dec 2016 02:15:49 +0000

http://sorae.jp/?p=36181

今日、12月9日に宇宙航空研究開発機構(JAXA)が打ち上げ予定の「こうのとり(HTV:H-II Transfer Vehicle、宇宙ステーション補給機))6号機」。国際宇宙ステーションまで新しい水、食料などの生活物資や新たな実験装置、バッテリーなど定期交換が必要なものを輸送する宇宙開発になくてはならない存在です。そんなこうのとりも6号機目。そして今回は輸送任務に加えて「スペースデブリ(宇宙ゴミ)」を除去するプロジェクトの実証実験も担っています。

今日は世界共通の課題であるスペースデブリと、それを減らすために今回実証される技術の意外な原理に注目します。

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こうのとり6号機のイメージ図。上に長く伸びたワイヤーがKITEの「導電性テザー」

スペースデブリとは~宇宙も地上も手を焼く“ごみ問題”~

スペースデブリ(宇宙ゴミ)とは、軌道上にある不要な人工物体のことです。寿命を迎えた人工衛星や使用済みロケットの一部、それらの衝突や破損で生まれた破片などを指します。宇宙開発が進む中でその数は増え続け10㎝以上のもので約2万個、1mm以上になるとなんと1億個あると言われています。スペースデブリ(以下デブリ)はまんべんなく分布しているのではなく、いくつか種類がある軌道の中でもよく使われる軌道に集中しています。最も混雑しているのは「低軌道」と呼ばれる低めの軌道の、高度700~1000km付近です。

低軌道の人工衛星やデブリは、約7.5[km/s]とピストルの弾丸の10倍以上の速さで地球の周りを回っているので、衝突するとその衝撃はすさまじいものになります。1mm以下のデブリでも衝突すれば故障の危険がある上、1㎝ほどのデブリになると致命傷を負いかねないのです。現在はアメリカを中心に世界中が協力して24時間体制でデブリを観測し、衝突の危険があると事前に人工衛星や国際宇宙ステーションの軌道をずらす対応を取っています。日本でも2ヶ所ある「スペースガードセンター」でデブリを観測しています。

しかし観測できないような微小デブリも多く、過去にはデブリとの衝突によって衛星の故障や大破、通信断絶など悲しい事故も起きています。さらに事故によってまた小さいデブリが増える悪循環でもあるのです。

デブリのスピードと数にブレーキを=燃料不要!?カギは電気の力

JAXAはデブリ除去に向けてとあるプロジェクトを進めています。その技術の実証実験が今回こうのとり6号機で行われる「KITE(カイト)」(正式名称:HTV搭載導電性テザー実証実験)です。このプロジェクト自体は、大まかに言うと飛んでいるデブリに電気が流れるひも(導電性テザー)を取り付けてブレーキとなる力を発生させ、徐々にスピードと高度を落として最後は大気圏突入で燃やしてしまおうというもの。今回のKITEは、そのテザーの放出から力を発生させるまでの一連の流れを実証するものです。そしてこのブレーキとなる力を「ローレンツ力」と言うのですが、この力を発生させるために使う道具は実はとても少ないのです。

磁石のN極S極(磁極)の間にはたらく力を磁力と言いますが、それがはたらく空間を磁場と呼びます。その磁場の中を、電荷と呼ばれる電気を帯びた粒子が横切るとき、その電荷は必ず力を受けます。この受ける力を「ローレンツ力」と言います。実は地球の周りは磁場なので、ひも(テザー)に電荷を流し、このローレンツ力をデブリが動く方向と逆向きに発生させることができたら…そうしてデブリにブレーキをかけようとしているのがこのプロジェクトなのです。

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新技術のイメージ図。地球の磁場と電流の相互作用で、デブリにブレーキを掛ける

実証に成功しプロジェクトが実現すれば、人工衛星がデブリにテザーを取り付け、デブリは1年ほどかけてゆっくり減速し大気圏突入していく流れになるそうです。まずは大型デブリから除去していくとのことですが、どのような動きをしているか分からないデブリに近づき作業を行うには高度な技術が要求されます。だからこそ除去技術をシンプルにして少しでも作業の難易度を下げることが重要なのです。

KITEは7日間にわたって行われ、全任務終了の後こうのとり6号機は大気圏突入して燃え尽きます。多くの人の期待を背負って宇宙へ向かうこうのとり6号機をぜひ応援しましょう。

Image Credit : JAXA

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