CES 2017:仮想空間を滑空できる「VRウィングスーツ」が登場

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仮想空間を自由に飛び回ることができるVRデヴァイス「HYPERSUIT」がCES 2017で発表された。文字通り全身でVRに没入する様子を、動画で紹介。

TEXT BY MATT BURGESS
TRANSLATION BY TAKU SATO/GALILEO

WIRED NEWS (UK)

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PHOTOGRAPH COURTESY OF WIRED UK

VR(仮想現実)の存在感が増すなか、体の動きをコントロールしてVR体験を強化する周辺機器の開発が進んでいる。そうした機器の多くは片手に収まる程度の小さなコントローラーだが、ある企業はかなり大型の装置を開発した。

それが「HYPERSUIT」だ。この外骨格スーツのような装置の上に乗り、両腕を広げて操作することで、仮想空間を飛び回ったり宇宙を旅したりするといったさまざまな体験ができる。

ラスヴェガスで1月8日まで開催されたCES 2017で発表されたHYPERSUITを制作したのは、エンジニアとコンピューター科学者から成るフランスの会社THEORY。同社によれば、HYPERSUITは「最も安全な方法で、究極の体験ができる」ものだという。

操作者はこのシミュレーターの上でうつ伏せになり、VRヘッドセットを頭に装着する。その状態で腕を右に動かせばゲーム内のキャラクターが右方向に動き、左に引けば左方向に向きを変える。装置に付いているアームは、「人間のあらゆる動きを正確にシミュレートするように設計されている」と制作チームは説明する。

CESで披露されたデモでは、VRヘッドセット「HTC Vive」を使ったシミュレーションが行われ、高い場所から降下したり宇宙を探索したりするだけでなく、スーパーヒーローのような体験ができる様子も紹介された。また操作者が別世界にいるとさらに感じられるようにするために、装置の前には小さなファンがとりつけられ、操縦者の頭に風を当てていた。

いまのところ、HYPERSUITはプロトタイプで、発売日などは発表されていない。しかし同社は、軍のパイロットの訓練に使われる可能性も視野に入れているようだ

2016年12月10日発売の、雑誌『WIRED』日本版VOL.26。VRやMRが普及しオンライン動画が増殖し続けるなか、映像はいま、何を語り、どんな体験をもたらしうるのか? VRニュースやVRテーマパーク、AmazonやNetflixといったSVODから、パブリック空間の新しいエンターテインメントやステージデザインをめぐる総力特集! 第2特集は、スイスのイノヴェイションの秘密をひも解く「SWISS MADE INNOVATION」。強化義体世界大会「サイバスロン」の参加チームに密着取材した。そのほか、まもなく任期終了となるバラク・オバマ大統領が「テクノロジーの希望と懸念」を語った対談も掲載!

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