この洒落たホテルには「自転車」しか泊まれない

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オスロ近郊の街リレストレムに、ノルウェー国内最大規模の「自転車専用ホテル」が登場。人々に自転車の利用を促すための美しい都市インフラだ。

TEXT BY MARGARET RHODES
TRANSLATION BY SATOMI FUJIWARA/GALILEO

WIRED (US)

  • 1/6ノルウェー国内にはほかにも自転車用ホテルがいくつかあるが、リレストレムの自慢は国内最大の規模だ。PHOTOGRAPH COURTESY OF VARIOUS ARCHITECTS

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    2/6一度に400台の自転車を預かることができる。PHOTOGRAPH COURTESY OF VARIOUS ARCHITECTS

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    3/6夜に外から見ると、巨大なライトボックスのようだ。一晩中明かりがつけられているので、女性も安心して使うことができる。PHOTOGRAPH COURTESY OF VARIOUS ARCHITECTS

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    4/6建物の片側には傾斜路がついていて、屋上の一般向け緑地帯へと続いている。PHOTOGRAPH COURTESY OF VARIOUS ARCHITECTS

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    5/6屋上の緑地帯。PHOTOGRAPH COURTESY OF VARIOUS ARCHITECTS

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    6/6PHOTOGRAPH COURTESY OF VARIOUS ARCHITECTS

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ノルウェー国内にはほかにも自転車用ホテルがいくつかあるが、リレストレムの自慢は国内最大の規模だ。PHOTOGRAPH COURTESY OF VARIOUS ARCHITECTS

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一度に400台の自転車を預かることができる。PHOTOGRAPH COURTESY OF VARIOUS ARCHITECTS

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夜に外から見ると、巨大なライトボックスのようだ。一晩中明かりがつけられているので、女性も安心して使うことができる。PHOTOGRAPH COURTESY OF VARIOUS ARCHITECTS

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建物の片側には傾斜路がついていて、屋上の一般向け緑地帯へと続いている。PHOTOGRAPH COURTESY OF VARIOUS ARCHITECTS

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屋上の緑地帯。PHOTOGRAPH COURTESY OF VARIOUS ARCHITECTS

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PHOTOGRAPH COURTESY OF VARIOUS ARCHITECTS

ノルウェーの首都オスロまで約18kmという距離にある街リレストレムに住む人は、ほとんどがオスロの職場へと通勤する。その通勤が最近少し楽になった。2016年10月、リレストレム鉄道中央駅に「自転車専用ホテル」ができたからだ。

リレストレム・バイシクル・ホテル」の設計は、ノルウェー国営鉄道が、オスロの企業Various Architectsに委託したもの。通勤客はわずかな月額料金を払うだけで、街の外に働きに行っている間、自転車を室内の安全な場所に保管できる。

ノルウェー国内にはほかにも自転車専用ホテルがいくつかあるが、リレストレムの自慢は国内最大の規模だ。一度に400台の自転車を預かることができる。

リレストレム・バイシクル・ホテルは、フォーシーズンズホテルのようにおしゃれなデザインだ。夜に外から見ると、巨大なライトボックスのように見える。建物の片側には傾斜路がついていて、屋上にある緑地帯へと続いている。「街のスペースを市民に返すことが大事だと考えました」と、Various Architectsのパートナーでプロジェクトを率いたイブラヒム・エルハヤワンは話す。

ホテルは、大きな駅(オスロ空港駅の2倍の広さがある)の近くに位置しているので、自転車を預けたり取りに来たりする通行人のために、歩道は十分な広さを確保しなければならなかったという。さらに、安全上の理由で、線路から約6m以上離さなければいけない。

「利用できるスペースは非常に狭いものでした」とエルハヤワンは言う。彼は、数台の自転車をほかの自転車の真上に直接置けるようにする室内バイクラックをつくることで、こうした制約に対処した。

自転車専用ホテルは、自転車専用道や自転車専用橋のように、人々がクルマよりサイクリングを選択しやすくなるための都市インフラだ。自転車の利用者が増えれば、都市環境が一層健全化されるだろう。ノルウェーは、自転車とサイクリストを守ることでは一歩先を進んでいる。例えば、リレストレム・バイシクル・ホテルでは一晩中明かりがつけられている。これは、特に女性にとって重要な安全対策となる。

ホテルの利用料は月50クローネ(約800円)。「モノの値段が高いノルウェーで、缶入りのコーラ2本分と同じ値段です」とエルハヤワンは言う。言い換えれば、わずかな費用を支払うだけで、より健康的に、安心して通勤ができるということだ。

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