Black Lives Matter、大手広告代理店と組んで「黒人経営者サポート」をスタート

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米国国内における黒人の地位向上に取り組むNPO・Black Lives Matterが、ニューヨークに拠点をおく大手広告代理店とタッグを組み、「ブラックビジネス」を強力にプッシュしようとしている。

TEXT BY SHOGO HAGIWARA

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Black Lives Matterの発起人、アリシア・ガルザ、パトリス・カラーズ、オパール・トメティ(写真左から)。3人は、めざましい活躍を残した女性をたたえる『グラマー』誌の「ウィメン・オブ・ザ・イヤー 2016」に選ばれている。PHOTO: AP / AFLO

2016年、一気にその存在を世界に知らしめた「ブラック・ライヴズ・マター」(Black Lives Matter、以下BLM)運動。米国では、黒人に対する人種差別に起因すると疑われる事件があとを絶たず、あらためてアメリカにおける肌の色の違いに根ざす問題の深刻さを露呈した。

BLMとは何なのか。その起こりと実態については「WIRED.jp」のアーカイヴ記事「ブラックパワーと公権力」あるいは、このムーヴメントを率いるアクティヴィストの1人、ディレイ・マッケソンへのインタヴューなどを参照いただくとして、この運動を支える同名NPOが、米大手広告代理店のJ・ウォルター・トンプソン・ニューヨークと組み、新たな試みを進めている。

プロジェクトは「Backing Black Business」と名付けられたウェブサイトで、黒人経営者が営む小規模ビジネスをサイト上にマッピングして、彼らの業績向上に貢献しようというものだ。BLMの活動をこれまで以上に戦略的な視点から捉え、米国における黒人社会のパワーアップを図る試みで、PRや関連イベントの企画など包括的な戦略を周知するキャンペーンの一環としてローンチされた。BLMが広告代理店とタッグを組むのは今回が初めてで、その意味でも注目を集めている。

BLMの共同発起人であるパトリス・カラーズは「JWT New Yorkとパートナーシップ契約を結べたのはとてもスリリングな出来事です。黒人経営者のビジネスを盛り上げていくことはとても重要で、いままで以上にこの分野への投資が望まれています」と『Fast Company』に語っている

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